G.F.カスタノがプレーオフを制し、通算3勝目を挙げる！

イタリアにあるカステロ・ディ・トルチナスコG＆CCで開催されている、欧州男子ツアー第21戦「テレコム・イタリア・オープン」の最終日。今週は悪天候が続き日程が大幅に遅れたため、競技は54ホールに短縮。この日はその最終ラウンドが行われ、通算16アンダーでゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ（スペイン）とマークス・ブリアー（オーストラリア）の2人がプレーオフに突入。これを制したカスタノが、通算3勝目を達成した。

首位と5打差の14位タイからスタートしたカスタノは、前半スコアを1つ伸ばして迎えたバックナインで1イーグル、5バーディ、1ボギーと猛チャージ。先にホールアウトしていたブリアーに通算16アンダーで並び、プレーオフに突入した。その2ホール目でバーディを奪ったカスタノが、欧州ツアー通算3勝目を飾っている。

通算15アンダーの3位タイには、ディフェンディングチャンピオンのフランシスコ・モリナリ（イタリア）、ニック・ドハティ（イングランド）ら4人。単独首位でスタートしたアンドリュー・マクラディ(南アフリカ)は、この日スコアを伸ばすことができずに通算14アンダーで7位タイに終わった。なお手嶋多一は、前日の第2ラウンド終了時点でカットラインに届かず、最終日を前に姿を消している。