W-C.リャンがプレーオフを制しツアー初優勝! 片山晋呉は30位タイ
2007/03/11 00:00
シンガポールにあるラグーナナショナルG&CCで開催されている、欧州男子ツアー第14戦「シンガポールマスターズ」の最終日。通算11アンダーでW-C.リャン(中国)とイアン・スティール(マレーシア)の2人が首位に並び、プレーオフへ突入。これを制したW-C.リャンが優勝の栄冠に輝いた。
首位争いは最終ホールまで緊迫した展開となった。首位タイでスタートしたリャンは、15番でトリプルボギーを叩くなど、思うようにスコアを伸ばせない。一方、4位タイからスタートしたスティールも、序盤からスコアを順調に伸ばしていたが、16番で痛恨のダブルボギー。お互いに終盤の決め手を欠いたまま、サドンデスのプレーオフに突入した。18番パー4で行われた1ホール目、スティールがティショットを池に入れてしまい、万事休す。日本ツアーでも馴染み深いリャンが、欧州ツアー初制覇を遂げた。
通算10アンダーの単独3位には、スコアを1つ伸ばしたサイモン・ダイソン(イングランド)。通算9アンダーの4位タイには、ジャン・バンデベルデ(フランス)を始め、アンソニー・ウォール、デビッド・リン、ニック・ドハティのイングランド勢3人が入っている。
日本人としてただ一人決勝ラウンドに進んだ片山晋呉は、出入りの激しいゴルフでスコアを1つ落とし、通算4アンダーの30位タイで4日間の競技を終えている。