2014年 ボルボワールドマッチプレー選手権

イロネンがステンソンを下しマッチプレーの頂点へ

2014/10/20 08:59
ステンソンを撃破しマッチプレーの頂点に立ったミッコ・イロネン

◇欧州男子◇ボルボワールドマッチプレー選手権 最終日◇ロンドンGC(イングランド)◇7026ヤード(パー72)

5日間の真剣勝負を最後まで勝ち抜いたのはミッコ・イロネン(フィンランド)だった。世界ランキング5位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)と決勝戦を戦ったイロネンは、序盤こそ互角の戦いをしたが、後半に入ると主導権を握った。終盤、ステンソンも2ホールを奪い応戦したが、3アンド1でイロネンが優勝を果たした。

準決勝でジュースト・ルイテン(フランス)と対戦したイロネン。その試合では1番を奪ったイロネンが優位に立っていたが、中盤から形勢逆転。13番で1ダウンとなった。しかし、14番から4ホールで3ホールを奪い2アンド1で決勝へコマを進めた。

一方のステンソンはジョージ・クッツェー(南アフリカ)との対戦で、互いの取って取られてのシーソーゲーム。最終18番オールスクエアで迎え、ステンソンがこのホールを奪い1アップで勝利した。

また、決勝戦よりも一足早く行われた3位決定戦は、18ホールでは決着がつかず、19ホール目をルイテンが奪い3位となった。

2014年 ボルボワールドマッチプレー選手権