“サボテンショット男”デュビッソンが首位タイ浮上
2014/05/31 07:19
◇欧州男子◇ノルデアマスターズ 2日目◇PGAスウェーデンナショナル(スウェーデン)◇7,390ヤード(パー72)
初日とはコース上空を吹き抜ける風向きが逆になり、リーダーボードの顔ぶれも一変。2日連続で「69」のビクトル・デュビッソン(フランス)、そしてこの日2イーグル、2バーディ、1ボギーの「67」をマークしたアルバロ・キロス(スペイン)が通算6アンダーまでスコアを伸ばし、エディ・ペパレル(イングランド)を捕えて首位タイで並んだ。
2月の「WGC アクセンチュアマッチプレー選手権」決勝でジェイソン・デイ(オーストラリア)との激闘に敗れたものの、プレーオフで見せたサボテン地帯からのアプローチで話題を呼び、スターダムにのし上がった24歳のデュビッソン。海外メジャー初戦「マスターズ」以降、肩の故障に悩まされ欠場が相次いだが「ショートゲームが良くなってきたのは良い兆候」と手応えを感じるラウンドとなった。
1打差の4位には6選手が並ぶ混戦。世界ランキング2位のヘンリック・ステンソンが、同じ地元スウェーデン出身のイェンス・ダントープとともに名を連ねている。ピーター・ハンソン、ロバート・カールソン(ともにスウェーデン)も、さらに1打差の通算4アンダー10位タイにつけている。
大会連覇を狙うミッコ・イロネン(フィンランド)は通算3アンダーの14位タイで決勝ラウンドに進んだ。