プレーオフの末、妻と歩んだエイケンが逆転優勝
2014/02/17 09:05
◇欧州男子◇アフリカオープン 最終日◇イーストロンドンGC(南アフリカ)◇6,616ヤード(パー71)
南アフリカにあるイーストロンドンGCで行われた欧州ツアー第11戦「アフリカオープン」の最終日、プレーオフまでもつれた優勝争いを制したのは地元・南アフリカのトーマス・エイケン。イングランドのロス・フィッシャーを振り切って、ツアー通算3勝目と嬉しい母国初優勝を手に入れた。
首位から出たエミリアーノ・グリージョ(アルゼンチン)が出だしの1番(パー4)で「9」を叩き、一気に優勝争いは混沌とした。4打差でスタートしたエイケンは3番イーグル、5番バーディと序盤から猛追し、この日「67(パー71)」の通算20アンダーでホールアウト。18番で行われたフィッシャーとのプレーオフ1ホール目にバーディを奪って、73ホールに及んだ戦いに終止符を打った。
優勝したエイケンのキャディを務めたのは、妻のケイトさん。「また一緒にやらないとね」と、今回が初タッグとなった妻の支えに目を細めた。この優勝で「アフリカオープン」での南アフリカ勢の勝利は5年連続となっている。
通算20アンダーの2位にフィッシャー。通算19アンダーの3位タイにデビッド・ホーシー(イングランド)とジョン・ハーンが続いた。グリージョは前半を7オーバーの「43」で折り返すも、上がり5連続バーディと意地を見せ、この日「73」、通算18アンダーの5位タイに踏みとどまった。