G.メイビンが初日から抜け出す！

欧州男子ツアー第21戦「イタリアオープン」が、イタリア・トリノにあるロイヤル・パークI Roveriで開幕。北アイルランドのギャレス・メイビンが、7アンダーで単独首位に立っている。

本命不在の今大会で、まず首位に立ったのはメイビンだった。アウトの前半は2バーディ、ノーボギーと手堅くまとめ、インの後半に入ってからは、攻めの姿勢に転じる。10番でバーディを決めて後半のスタートを切ると、12番でバーディ、13番ではイーグルを決め一気にスコアを伸ばす。さらに、最終ホールもバーディで締めて7アンダー。いきなり2位に3打差をつけ、単独首位で初日を終えている。

4アンダー、2位タイにはクリスチャン・セバエル、ラファエル・ジャクリン（ともにフランス）、マーカス・ハイグリー（イングランド）、リッチー・ラムジー（スコットランド）の4人。いきなり3ストロークの差をつけられたが、優勝を狙うには早い段階で少しでも差を詰めておきたいところだ。

地元でのタイトルを狙うイタリア勢は、2006年大会覇者のフランセスコ・モリナリとマッテオ・デルポジオが3アンダーで6位タイにつけている。なお、前回覇者のヘンニー・オットー（南アフリカ）は、イーブンパーの43位タイでホールアウト。ここからどんな展開が待っているのかに注目したい。