2008年 アストロ・インドネシア・オープン

最終ホールで明暗! F.アグラーが欧州ツアー初勝利!

2008/02/18 09:13

インドネシアにあるチェンカレンGCで開催されている、2008年欧州男子ツアー第12戦「アストロ・インドネシア・オープン」の最終日。フェリペ・アグラー(チリ)が劇的な優勝を手にしている。

堂々の首位で最終日を迎えたアグラー。優勝へのプレッシャーからか、序盤はピリッとしない内容。1バーディ、1ボギーのイーブンで前半を終える。後半立ち上がりの連続バーディで波に乗るかと思われたが、15番ではボギーを叩いてしまい、ジーブ・ミルカ・シン(インド)に逆転を許してしまう。しかし、最終ホールでシンのボギーに対し、アグラーはバーディ。通算18アンダーとして、土壇場で再逆転。劇的な展開により、欧州ツアー初勝利を手にした。

首位から2打差の2位タイからスタートしたシンは、6番と11番に奪った2度のイーグルなどで一気に首位を捉える。その後、15番では単独首位に立つも、直後の16番、そして最終18番でボギーを叩いてしまい、通算17アンダー。目前に迫っていた勝利を逃してしまった。

4位タイからスタートしたジェームス・カント(南アフリカ)と、プロム・ミーサワット(タイ)は、ともに通算16アンダーとして3位タイでフィニッシュしている。日本の清田太一郎は通算3アンダーにスコアを伸ばし、56位タイ。立山光広は途中5連続バーディを奪うなど猛攻を見せ、通算1オーバー。72位タイで大会を終えている。

2008年 アストロ・インドネシア・オープン