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2002年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 場所:オーガスタナショナルGC(米国ジョージア州)

スコアに見えない力の差、王者ウッズが貫禄の連覇を達成

世界ランキング7位以内が6位までを占めて迎えた2002年の最終ラウンド。オーガスタも今大会初めて朝から快晴になり白熱したバーディ合戦が繰り広げられるかと思われた。

しかし、マスターズ、そしてオーガスタナショナルは数え切れないトラップで、選手の行く手を阻んだ。今年も4日間アンダーパーを記録したのはたったの1人しかしなかった。

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285ヤードも延びたコースでも王者タイガー・ウッズには敵わなかった。10ラウンド連続アンダーパーは大会記録。マスターズの生みの親「ボビー・ジョーンズ」生誕100年、そして、マスターズと米国ツアーを支えてきた1人「アーノルド・パーマー」のラストラウンドなど人々の印象に残る大会で、ジャック・二クラス、ニック・ファルドに次ぐ大会連覇を成し遂げた。

11アンダー首位タイで迎えた最終日のウッズは、2番パー5、3番と連続バーディを奪い、完全に主導権を握った。E.エルスV.シンもスコアを伸ばしたがその差は縮まることはなかった。前半を2アンダー34で回り、後半も14番でボギーを叩いたが15番でこの日4つ目のバーディを奪い再び13アンダー。この時点で2位につけていたP.ミケルソンR.グーセンとは5ストロークの差が開いた。

17番でこの日3つ目のボギーを叩き12アンダーになったが、2位のグーセンに3ストロークのリードを持ってメジャー7度目の栄冠を手にした。

昨年のマスターズ以来3大会連続でメジャータイトルを遠ざかっていたとは思えぬようなウッズの精神力とその戦い振りは、今シーズン残り3つのメジャーも制するのでないかと思わせるものがある。

今大会日本から4名の精鋭がチャレンジした。しかし、決勝ラウンドに進んだのは丸山茂樹だけだった。その丸山が最終日に5バーディ、ノーボギーの67、最終日のベストスコアをマークし14位に食い込む健闘を見せた。

他の3人は日本ツアーで戦っているが、丸山だけは米ツアーで奮闘しているということが今回の結果につながったのではないか。常にマスターズのような雰囲気を肌に感じている丸山は、雰囲気に飲まれることなく自分の力を発揮したのだから。

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