プレーオフを制しM.フレイザーがツアー初優勝
2003/08/18 09:00
ロシアのモスクワにあるル・メリディアン・モスクワG&CCで開催されている2003年欧州ツアー第30戦『BMWロシアオープン』最終日。トップタイでスタートしたオーストラリアのM.フレイザーとオーストリアのM.ウイゲルの一騎打ちとなった。
フレイザーは前半、後半とも2つずつスコアを伸ばし「68」の4アンダーで最終日をフィニッシュ。一方、ウイゲルはフロント9で4つスコアを伸ばし、一時は2打差をつけ首位を独走していたが、バック9でスコアを伸ばせずフレイザーと同じ「68」の4アンダーでフィニッシュ。トータル19アンダーで並んだ2人のプレーオフとなった。
欧州ツアーの主要選手が「全米プロゴルフ選手権」に出場しているため、若手や中堅にチャンスがあると予想されていたとおり、プレーオフも欧州ツアー初優勝を狙う2人で争われることとなった。
勝負が決したのは2ホール目。ティショットでトラブルに見舞われたものの3オンワンパットでパーをセーブしたフレイザーが、ボギーを叩いてしまったウイゲルを破り優勝。欧州ツアーで初めてトロフィーを掲げた。