L.ウェストウッドが単独首位で決勝ラウンドへ

◇欧州男子◇ノルデアマスターズ 2日目◇Bro Hof Slott GC（スウェーデン）◇7607ヤード（パー72）

首位を3打差で追う6位タイからスタートしたリー・ウェストウッド（イングランド）が、この日8ストローク伸ばす「64」をマークし、通算12アンダーで単独首位に浮上した。

ウェストウッドはこの日、前半に5つのバーディを奪い「31」で折り返した。後半は4番（パー3）で、約1.5mのアプローチを直接カップインさせバーディ。さらに最終9番（パー5）でも2オン2パットでバーディフィニッシュとし、後続に3打のリードをつけて逆転に成功している。ウェストウッドは1996年、2000年の2度同大会を制しており、大会3勝目を狙うとともに、翌週の「全米オープン」でメジャー初タイトル獲得に向け照準を合わせる。

通算9アンダーの2位タイにはピーター・ハンソン（スウェーデン）、ロイド・ソルトマン（スコットランド）、カルロス・デル・モラル（スペイン）の3選手、通算8アンダーの5位タイには、リチャード・スターン（南アフリカ）、イグナチオ・ガリード（スペイン）、エミリアーノ・グリロ（アルゼンチン）ら5選手が続いている。

そのほか、セルヒオ・ガルシア（スペイン）は通算6アンダーの13位タイ、昨年覇者で地元スウェーデンのアレクサンダー・ノレンは通算4アンダーの30位タイで決勝ラウンドに進む。