欧州ツアー通算5勝目！ついにアジア地区以外で勝利を掴んだトンチャイ・ジェイディ（Warren Little/Getty Images）

◇欧州男子◇ISPSハンダ・ウェールズ・オープン最終日◇ケルティック・マナーリゾート（ウェールズ）◇6747ヤード（パー71）

3日目に「67」をマークして単独首位に立ったトンチャイ・ジェイディ（タイ）が、通算6アンダーで逃げ切り、今季初、ツアー通算5勝目を飾った。強風による悪天候で、上位の選手が次々とスコアを落とす中、ジェイディは4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーとなんとか粘り首位を堅守した。ジェイディはこれまで欧州、アジア共催による大会で4勝を挙げ、欧州本土で行われる大会での勝利は初めて。

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「まずは家族や、ファン、スポンサーの方に感謝したい。とても難しいコンディションでした。とにかくフェアウェイにボールを運ぶこと、グリーンに乗せることだけを考えてプレーしました。（母国）タイとは異なりとてもタフなコースでした」と勝利の安堵とともに、激戦を振り返った。

通算5アンダーの2位タイには、トーマス・ビヨーン（デンマーク）、ゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ（スペイン）、ジュースト・ルーテン（オランダ）、リチャード・スターン（オランダ）の4選手、通算4アンダーの6位タイにはポール・マギンリー（アイルランド）、ロス・フィッシャー（イングランド）の2選手が続いた。そのほか、マッテオ・マナッセロ（イタリア）は、通算2オーバーの28位タイで4日間を終えている。