2011年 カスティーヨ・マスターズ

S.ガルシアが独走!2年ぶりの優勝へ王手

2011/10/23 09:01

◇欧州男子◇カスティーヨ・マスターズ 3日目◇クラブ・デ・カンポ(スペイン)7,073ヤード(パー71)

2008年にこの大会初代王者となったセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、3年ぶりの大会制覇にむけて独走態勢に入った。2位に2打差の通算12アンダーで3日目を迎えたガルシアは、序盤こそ3番でボギーを先行せるスロースタートだったが、7番のバーディから勢いをつけた。

8番パー5は前日に続くイーグル。そして、後半に入ると13番からは怒涛の4連続バーディ。さらに最終18番もバーディで締めくくり、通算19アンダーでホールアウト。2位に8打差と大量リードを奪い、09年11月に開催された「HSBCチャンピオンズ」以来の優勝に王手をかけた。

通算11アンダー単独2位はタイのトンチャイ・ジェイディ。通算10アンダー単独3位にロス・マクゴワン(イングランド)、通算9アンダー4位には、リッチー・ラムジー(スコットランド)、ゴンザロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)、アンソニー・ウォール(イングランド)の3人が並んでいる。

昨年、この大会でツアー初優勝を果たした現在18歳のマッテオ・マナッセロは、通算5アンダー15位タイでスタートしたが、この日はスコアを伸ばせず21位タイで最終日を迎える。

2011年 カスティーヨ・マスターズ