2011年 オメガ・ヨーロピアン・マスターズ

T.ビヨーンが逆転優勝!M.カイマーが2位

2011/09/05 09:36
逆転で2試合連続優勝を果たしたトーマス・ビヨーン(Ross Kinnaird/Getty Images)

スイスにあるクランスシュルシエレで開催されている、欧州男子ツアー第38戦「オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」の最終日。ツアー初優勝を狙うウェールズのジェイミー・ドナルドソンを、世界ランキング2位のリー・ウェストウッド(イングランド)と同6位のロリー・マキロイ(北アイルランド)が追いかける展開となっていたが、優勝を果たしたのは4位タイからスタートしたデンマークのトーマス・ビヨーンだった。

通算11アンダー、首位と3打差でスタートしたビヨーンは、5番から4連続バーディを奪う猛攻を見せる。そして後半に入り、14番でこの日7つ目のバーディを奪い単独首位に浮上すると、15番パー5でイーグル。さらに17番、18番を連続バーディで締めくくり、先週の「ジョニーウォーカー選手権 at グレンイーグルス」に続き2週連続優勝。今季3勝目を果たした。

通算16アンダー単独2位には、6位タイからスタートしたドイツのマーティン・カイマーが食い込んできた。スタートの1番パー5で2日連続のイーグルを奪うと、5番パー5でもイーグル。さらに7番、8番でバーディを奪い、この時点で単独首位に浮上。しかし、後半は全てパープレーとスコアを伸ばせずビヨーンにかわされてしまった。

そして通算15アンダー3位に、単独首位からスタートしたドナルドソン。さらにマキロイ、南アフリカのジャコ・バンジルの3人が並んだ。首位と1打差の通算13アンダー単独2位で最終日を迎えたウェストウッドは、スコアを1つしか伸ばせず6位タイで競技を終えて
いる。

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