S.ガルシアが首位を守りきって優勝!見事混戦を制す
2005/09/05 09:00
スイス、クラン・シュル・シエールGCで開催されている、欧州男子ツアー第34戦「オメガ欧州マスターズ」最終日。セルヒオ・ガルシア(スペイン)が昨日までの1打差を守りきり通算14アンダー、初日から混戦模様が続いた今大会で見事優勝を決めた。2位にはピーター・グスタフソン(スウェーデン)が単独で入った。
この日3番までパーと静かな滑り出しを見せたガルシアは、4番から連続バーディ、1つ置いて7番からも連続バーディを奪取。昨日のゴルフから一転、流れを取り戻した。しかし、後半に入ってから10番をいきなりボギーにしてしまい、ここからは我慢のゴルフが続いた。その後14番で2つ目のボギーを叩くものの、なんとか16番ショートホールをバーディで切り抜け、この日3アンダー、1打差をなんとか守りきっての優勝を遂げた。
そのガルシアを脅かしたのが、この日「64」をマークし、猛チャージをかけたグスタフソンだった。11位タイからスタートしたグスタフソンは、出だしから連続バーディを奪い一気に波に乗った。その後もバーディを積み重ね、10番で1つボギーを叩くも、8バーディ1ボギーと素晴らしい内容を見せた。惜しくも優勝には届かなかったが、1打差の単独2位でのフィニッシュで今大会を終えた。
そのほか、昨日ガルシアに1打差と迫ったゲーリー・ヒューストン(ウェールズ)は思うようにスコアを伸ばし切れず、通算4位タイに終わっている。