S.ガルシアが首位をキープ！上位陣がスコアを伸ばし切れず混戦のまま最終日に！

スイス、クラン・シュル・シエールGCで開催されている、欧州男子ツアー第34戦「オメガ欧州マスターズ」3日目。セルヒオ・ガルシア（スペイン）が通算11アンダーでトップを守った。1打差の2位には前日と同じくゲーリー・ホーストン（ウェールズ）がつけている。

この日のガルシアは､昨日までとはまるで別人のようなプレーだった。1番はバーディとして好調を持続させているかのように思えたが、4番で痛恨のダブルボギー。その後も出入りの激しいゴルフが続いた。そして17番でこの日2つ目となるダブルボギーを叩いてしまう。だが、最終18番はスーパーショットでイーグルを奪取し、3日目をなんとかイーブンパーでまとめた。他の選手も伸び悩んでいるため、前日と変わらずトータル11アンダーでも、単独首位をキープしている。

2位からスタートしたホーストンも、この日は我慢のゴルフが続いた。前半は1バーディ、1ボギー。後半に入り3バーディ、1ボギーで2つスコアを伸ばし通算10アンダーで首位ガルシアに1打差まで迫った。

2日目の猛チャージで単独3位まで浮上してきていたフランスのジャン・ヴァンデヴェルデは、スコアを大きく崩して3アンダーの28位タイまで後退してしまった。