母国出身のR.スターンが逆転優勝!
2008/12/15 10:41
南アフリカのレオパードクリークGCで開催されている2009年の欧州男子ツアー第4戦「アルフレッドダンヒル選手権」の最終日。リチャード・スターン(南アフリカ)が粘りのゴルフで逆転優勝を決めている。
3位タイで最終日を迎えたスターン。しかし、首位との差は4ストローク。逆転には厳しいハードルが課されていた。前半、2つのバーディで着実にスコアを伸ばすも、後半折り返しの3ホールで2ボギーを叩き振り出しに戻してしまう。しかし、直後の12番から3連続バーディを決め、通算17アンダーに。2日目にトリプル、3日目にダブルボギーと相性の悪かった18番をパーで切り抜け、見事に母国での優勝を手繰り寄せた。
通算16アンダーの2位タイにはロバート・ロック(イングランド)と、ヨハン・エドフォーズ(スウェーデン)。この日のベストタイ「66」をマークし先にホールアウトしていたエドフォーズは、スターンの粘りの前に勝利を失い、終盤のロックのチャージは遅きに失した。最終日の内容に大きな差はなかっただけに、悔いの残る結果となった。
前日コースレコードをマークし単独首位で最終日を迎えたトーマス・アイケンであったが、折り返しを挟んで、立て続けにスコアを落とし、優勝争いから脱落。通算15アンダーで同郷のスターンの逆転劇を演出してしまった。ラファエル・カブレラベロー(スペイン)も同じく4位タイでフィニッシュしている。