2009年 スタジオアリス女子オープン

さくら、後半に手ごたえ! 首位に2打差の好スタート

2009/04/10 19:12
序盤はショットが乱れたが、しっかり自己修正して好発進とした横峯さくら

「スタジオアリス女子オープン」初日は、宮里藍原江里菜と同組でのラウンドとなった横峯さくら。この注目組を取り巻く大ギャラリーから多くの視線が注がれる中、10時6分に1番ティからスタートを切った。

「風を意識し過ぎた」というオープニングショットは大きく左に曲がり、隣の18番ホールへ。2打目をグリーン横まで運ぶが、6メートルのパーパットを外しボギー発進とする。続く2番でもティショットを左にひっかけるなど不安定な状態が続くが、5番パー5では3メートルを沈めてバーディ。7番パー3でもボギーを叩くが、9番パー4では2メートルを沈めてバーディを奪い、前半を何とかイーブンパーで折り返す。

後半に入り、「12番ホールぐらいから、スイングについて考えすぎていたと気がついて。シンプルに行こうと思って、そこからショットが安定してきました」と振り返る横峯。その12番パー3では、気持ちの切り替えが早くも奏功。ティショットを7メートルにつけてバーディを奪うと、14番のボギーを挟み16番パー5でもバーディを奪い、最終的に4バーディ、3ボギー。1アンダーの4位タイでホールアウトした。

「初日に首位と2打差はあまり無いと思うので、良かったです」と、苦手意識がある初日の好発進に満足の表情を浮かべていた。序盤のショットの曲がりも風を意識し過ぎてのことで、「全体的に調整することはないですね。明日もいつも通りにプレーします」と、不安要素も少ないようだ。明日の2日目、この日の後半の流れを継続して、優勝を狙える位置で最終日を迎えたいところだ。

2009年 スタジオアリス女子オープン