「天気にはかないませんね…」さくら、中止決定を悔やむ
2009/04/26 20:20
「フジサンケイレディス」最終日、前日は9ホールを消化した時点でサスペンデッドとなったため、この日は27ホールをプレーすることになった横峯さくら。この日は朝から強風が吹き荒れる中、午前7時から第2ラウンドの残り9ホール(10番~)をプレーした。「7時から風がすごかった」という横峯だが、11、12、15番でバーディを奪うスタートダッシュ。だが、17番でボギー、さらに最終18番では風を読み誤り、グリーン奥のバンカーに打ち込むなどダブルボギーとし、通算2アンダーで終了。首位と5打差に離され、最終ラウンドの18ホールに臨んだ。
横峯がスタートする12時10分過ぎには、風はさらに勢いを増して選手に襲い掛かる。競技委員の元には続々とグリーン上のボールが動く報告が届いていたが、「ボールは揺れていたけど、動きはしなかったです」と横峯。1番をパー、2番でボギーとし、3番のティショットをフェアウェイへ。だが、ここで競技は中断となり、そのまま最終ラウンドは中止に。競技は36ホールに短縮、第2ラウンド終了時点での順位が最終結果となり、横峯は3位タイで大会を終えることになった。
「この風の中だったら、5打差でも何があるか分からないのでチャンスだと思っていたのですが…。(最後まで)やりたかったけど、天気にはかないませんね。仕方ないです」と肩を落とす横峯。それでも3位タイに食い込み、開幕からの連続トップ10フィニッシュは継続中だ。好調は維持しているだけに、次週の「クリスタルガイザーレディス」への期待も高まる。