2009年 フジサンケイレディスクラシック

さくら、堅実なコースマネジメントで難コースに挑む

2009/04/23 19:00
「今週も調子は悪くないと思う」と、好調を維持したまま川奈に臨む横峯さくら

今季3戦目「スタジオアリス女子オープン」で早々にシーズン初勝利、前週の「ライフカードレディス」でも2位フィニッシュ。4試合を終え、全試合でトップ10フィニッシュを果たす好調な滑り出しを見せている横峯さくら。今週は、国内ツアーでも屈指の難コース、川奈ホテルGC富士コースで開催される「フジサンケイレディスクラシック」に出場する。

「グリーンが小さいし、高麗(グリーン)なので芽が強いし、グリーン上が難しいです」。そして何より、「風が強い印象が強いですね」と、自身でも苦手と公言する海から吹きつける風が立ちはだかる。それでも、過去の大会では08年で9位タイ、07年で4位タイ、06年で11位タイと安定して上位に食い込んでおり、数字的には相性の悪さは感じられない。

上空を舞う海風と合わせ、全体的にアップダウンが激しい川奈。攻略のポイントに「2打目の距離感」を挙げ、「(グリーンの)センターを狙って、5~6メートルのバーディパットを残すぐらいの感じですね。最終的にはパットの勝負になると思います」と、攻めよりも堅実なプレーに徹する心構えだ。

“賞金女王”への強いこだわりを胸に臨んでいる今シーズン。現在、トップの三塚優子とは127万2千円差の2位。まだシーズンも幕を切ったばかりだが、序盤のうちにトップに踊り出て、そのまま優位にシーズンを進めて行きたいところだ。

2009年 フジサンケイレディスクラシック