2009年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ

さくら、追い上げも届かず6位

2009/05/10 13:22
6バーディとスコアを伸ばしたが、優勝争いには絡めなかった横峯さくら

国内女子メジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」の最終日を、首位と5打差の6位タイで迎えた横峯さくらは、ポーラ・クリーマーイエ・リーイン(中国)と同組の国際色豊かなペアリングとなった。

「今日の目標は5アンダーでした」という横峯は、前半から猛チャージを見せる。1番で1m、3番パー5でも3打目を1mにつけてバーディを奪うと、7番、8番でも連続バーディ。一気に9アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、9番でティショットを林に入れてボギーとしてしまう。直後の10番でバーディを奪い返したものの、流れに乗ったところでのボギーを、「もったいなかったです」と悔しがった。

後半は同組のクリーマーに押され気味でスコアを伸ばせず、結局最終日は「68」で回って通算9アンダーでホールアウト。優勝した諸見里しのぶとは4打差の単独6位で4日間の戦いを終えた。

「このコースでバーディ合戦になるとは思っていなかったので、(スコアが伸びているのは)意外でした。その中で9アンダーなので、まあいいかなと思います」と暑さに顔を火照らせながらも、やるべきことはやったという表情の横峯。ショット、パット共に安定しており、開幕から7試合を経てもいまだにトップ10を外していない。

「調子自体は悪くないです」という横峯が課題に挙げたのは、凡ミスの多さ。「頭が悪いので、そういう所を無くさないといけないです」と、次週以降、そして今年の最大目標に据える賞金女王獲得へ向け、マネジメントの強化を掲げた。

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