2009年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ

さくら秘密兵器で今季メジャー初戦を狙う

2009/05/07 17:34
左手に持つのは新兵器!?11番ウッドで小さなグリーンを狙う

国内女子ツアーで昨年からメジャー競技に昇格した「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」が、5月7日(木)から4日間にわたり茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・西コースで開催される。今シーズンの第4戦「スタジオアリス女子オープン」で優勝を果たし、それ以外の5試合も最低でも6位タイという好成績を積み重ねている横峯さくらも、優勝候補の一人だ。

指定練習日の月曜日から練習ラウンドを行う横峯は「フラットなので、距離がありますね。グリーンが小さくて、アンジュレーションもきついですし、風が吹くと難しいですね」と、コースの印象を語る。試合で注意すべき点としては「パー3のホールが距離があるので、そこでスコアを落とさないようにしたいです」。パー5でスコア伸ばし、パー3などでスコアを崩さないようにする戦略を立てている。

大会前日のプロアマ戦で横峯のスイングで見慣れないものが目に飛び込んできた。クラブのソール部分が金色に光っている。近づいて確認すると、ダンロップゼクシオのフェアウェイウッドだが、プライムシリーズというツアープロでは使用している選手がほとんど存在しないモデル。その11番(ロフト角26度)ウッドを随所で使用していた。

「5番アイアンとあまり距離は変わらないのですが、弾道が高いので今週の小さいグリーンにはいいかな・・・」。茨城ゴルフ倶楽部対策として、新兵器を取り入れていた。「まだ、距離が完全には掴めていないので、試合で使うかは分かりません」。試合でこのクラブを使用する場合は、代わりに5番ウッドを抜く予定にしている。

今週初めてラウンドする今回の難関コースを攻略し、今季2勝目、そして2006年の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」以来2度目の国内メジャー制覇を狙う。予選2日間は、不動裕理、そして招待選手のポーラ・クリーマーと同じ組となった。初日は12時15分に10番ホールからスタートする。

2009年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ