2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ

さくら、強風を耐え抜き18位タイへ浮上

2009/04/04 15:19
メジャーとの相性の良さを発揮し、日本人最上位で予選通過を決めた横峯さくら

「ボールが揺れているのに中断にならないのが凄い。改めて、海外の凄さを知りましたね」と、日本ではあまり経験出来ない強風の中でのラウンドとなった「クラフトナビスコ選手権」2日目の横峯さくら。午前中はまだ風は弱かったが、午後に入ると横殴りの風が吹き続け、グリーン上の球がいまにも動き出しそうなほどだった。

そんな風の中、午後スタートの最終組という一番風の影響を受ける時間にスタートした横峯は、前半を3バーディ1ボギーと2つスコアを伸ばして折り返す。「キャディのジョンと息が合って、全然迷いが無かったです。これで打つって決めたら、オーバーしたり、ショートしたりしても仕方がないと思った」と、一人風の影響を感じさせない。

折り返した後半も、5番までパープレイを続けたが、6番、7番と堪えきれずにボギーとし、最終9番は3打目をグリーンに載せられずにボギーフィニッシュ。「9番のボギーはもったいない。詰めの甘い所かな」と悔しがったが、悪条件の中堂々の「73」で回り、通算1オーバーの18位タイへと順位を上げた。

「運が良かった」と謙遜するが、ドライバーはティを思いっきり低くして、風の影響を受けないように低い球を打ち続け、ショットもパットも集中力を切らさなかった。

「この風の中、1オーバーは自信になります」という横峯。「初日がもったいなかったし、あと2日あるので頑張りたい」と、残り2日で更なる上位進出を目指す。

2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ