2012年 ミズノクラシック

さくらは14位 風は止んでも「私自身の調子が・・・」

2012/11/04 16:36
未だ矯正中のショットは未完成。同じテーマとの長い戦いが続く横峯さくら

三重県の近鉄賢島CCで開催された、国内女子ツアー「ミズノクラシック」の最終日。通算2アンダーの16位タイからスタートした横峯さくらは、3バーディ、1ボギーの「70」で回り、通算4アンダーの14位タイで3日間の戦いを終えた。

2日目まで吹き続けた強い北風もおさまり、上位では多くのバーディが飛び交う展開。その中で、この日2アンダーという内容も影を潜めた。横峯の表情も浮かないもの。「風も昨日に比べたらぜんぜん無くて、天気もすごく良かったけど、私自身の調子が・・・」。

横峯の気持ちを曇らせるのは、やはり矯正中のショットの状態。「だいぶ良くはなっているけど、凡ミスが出てしまう」。時おり飛び出す左への曲がりについて「振り切れていないことが原因。振り切れれば、自分持ち球(フェード)が打てるはず」と、長く続く課題は今も解決には至っていない。

今週は、エースキャディのジョン・ベネット氏が開幕前のアクシデントによりバッグを担げず、代役として次姉の彩花さんがキャディを担当。「風のジャッジも距離計算も全部自分でやったので良い経験にはなったけど、やっぱりエースキャディがいいかな・・・」と苦笑い。来週の「伊藤園レディス」もキャディは不透明な状況で、「考えないといけませんね」と懸念していた。(三重県志摩市/塚田達也)

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