2012年 ミズノクラシック

さくら、風の読みが泣き所 16位タイに後退

2012/11/03 19:21
ショットの調子は悪くはないが風に翻弄。やはりエースキャディの不在は大きい

三重県の近鉄賢島CCで開催されている、国内女子ツアー「ミズノクラシック」の2日目。首位を2打差で追う横峯さくらは、ボギーが先行する苦しい立ち上がり。後半に4つのバーディを奪うなど盛り返したが、4バーディ、4ボギーの「72」に留まり、通算2アンダーの16位タイに後退した。首位に8打差と離されて、明日の最終日を迎える。

「1番でボギーを打ってしまい、流れを悪くしてしまった」。流れを掴みたいスタートホールのパー5で、2mを外しての3パット。その後も「今日も風が読めなくて難しかった」と4番、折り返し後の11番とボギーを重ね、首位の背中はみるみる内に遠ざかっていった。

エースキャディのジョン・ベネット氏が今週開幕前に足を痛め、急きょ次姉の彩花さんがキャディを担当。風の読みについては、初日に続いて苦労を強いられた。「(ジョンが)いないことは大きいですね。前半もチャンスが無かったわけじゃないけど、風の読みのミスもあった」。例年に無く吹き続ける風が、2人への高いハードルとなっている。(三重県志摩市/塚田達也)

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