6位発進のさくら、ショットに反省も「先々週までとは違う」
2012/10/26 17:05
千葉県の森永高滝カントリー倶楽部で26日(金)、国内女子ツアー「樋口久子 森永製菓ウイダーレディス」が開幕。先週の「マスターズGCレディース」でプレーオフで敗れた横峯さくらは、5バーディ、2ボギーの「69」で回り、首位に2打差の3アンダー6位タイと上々の滑り出しを見せた。
それでも、ショット修正中の横峯にとって内容は今ひとつの様子。「右に行く分にはいいけど、左はダメ」と、左へのミスショットに対して不満が口をついた。前半9番、フェアウェイからの2打目はフェードがかかり切らず、グリーン左ラフに外してボギー。後半13番(パー3)のボギーも、ティショットを左に外してのもの。「今日の中で最悪」という最終18番(パー5)のティショットも大きく左へ。木に跳ね返ってフェアウェイ方向に戻る幸運をバーディフィニッシュに繋げたが、「今日(のショット)は70パーセントぐらい」と自己評価は決して高くない。
その中でも「先々週までとは、ぜんぜん違う。先週、優勝争いできたことが私にとってすごいプラスになっている」と、スイングに試行錯誤していた一時期から抜け出していることは実感している。この日前半に奪った4つのバーディは、いずれも1mから2mに絡めてのもの。ピンチよりもはるかに多いチャンスを演出していることは、バーディの数から見ても明らかだ。「明日も頑張ります」という言葉の響きも、これまでとは違っているように感じられた。(千葉県市原市/塚田達也)