2012年 富士通レディース

横峯さくら、07年の再現なるか? 初日は静かに28位タイ

2012/10/12 17:07
2バーディ、2ボギーのイーブンパーで初日を終えた横峯さくら

国内女子ツアー「富士通レディース」で2007年大会以来の優勝を果たしたい横峯さくらは、初日を2バーディ、2ボギーでイーブンパーの28位タイと静かなスタートをきった。

2番でボギーを先行した横峯は、4番パー3でバーディを奪い返す。後半に入り12番で10mを超えるバーディパットを沈めて1アンダーとスコアを伸ばしたが、終盤の17番パー3でボギーを叩いてしまった。

「スコアはイーブンですけど、チャンスもけっこうあったし、だいぶショットも良くなってきたと思います」と、ショットに手応えを感じる横峯。しかし、ティショットでは左に出てフェードせずにそのまま左サイドのラフに打ち込む場面もしばしば見られた。

横峯にとって少しだけ良い情報といえば、この日のイーブンパーは優勝を果たした07年の初日と同じスコアだということ。その時は初日が29位タイで2日目に6アンダーをマークして3位タイにジャンプアップ。そして最終日に3アンダーをマークし通算9アンダーで優勝を果たした。

ただし、その07年は初日の首位が4アンダーだったが、今回は7アンダーと引き離されてしまった。現在取り組んでいるスイングの修正について「昔のスイングに戻している最中です」と話すが、シーズン3勝を果たし賞金ランキングで2位となった07年のスイングを取り戻すことができれば5年ぶりの大会制覇も見えるかもしれない。(千葉県千葉市/本橋英治)

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