さくら、ショット復調なるか 「自信を持って打てるかどうか」
2012/09/26 18:55
自身初の日本タイトルに向け、横峯さくらが神奈川県の横浜カントリークラブ 西コースで開催される国内女子メジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」に臨む。
宮里藍、宮里美香のほか、ヤニ・ツェン(台湾)、朴仁妃、チェ・ナヨン(いずれも韓国)ら世界の強豪たちがナショナルオープンに華を添える中、国内組を引っ張る存在の横峯。しかし先週は、ショットのバックスイングでアウトに上がり過ぎていたスイングプレーンの修正を試みるも、最終日に「73」と崩れて15位タイで終戦。満足の内容と結果を得るまでには至らず、不安を残してのフィニッシュとなっていた。
そして今週。開幕前日の練習日はイン9ホールのラウンドをこなして最後の調整を行ったが、「うーん・・・。状態は先週よりも良いかな、という感じ。1日ずつ、少しずつ良くなっていくと思います」。その口調と表情からは、どこか不安を隠しきれない様子が伝わってくる。
その上で、「距離が長いホールは耐えて、短いところはチャンスにつけていきたい。あとは自信を持ってショットを打てるかどうか」と自らを鼓舞。ショットの復調を信じ、狭く絞られたフェアウェイに仕立てられた難セッティングに立ち向かう。(神奈川県横浜市/塚田達也)