さくらは9位発進も、スイング軌道の修正に苦労
2012/09/21 18:50
宮城県の利府ゴルフ倶楽部で21日(金)、国内女子ツアー「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」が開幕。ダンロップと用品契約を結ぶホステスプロの1人として出場している横峯さくらは、4バーディ、2ボギーの「70」で回り、2アンダーの9位タイでホールアウト。首位に3打差と、上々の滑り出しを見せた。
鬼門の初日を好スコアで乗り越えたが、横峯の表情はどこか浮かない。「ショットが良い時はすごく良いけど、悪い時はすごく悪い」。ショットに波の激しさが目立つ原因は、今週から取り組み始めたショットの修正にある。「いま取り組んでいることは大きなことなので、それをやりながら・・・という感じです」。
発端は先週の最終日。父・良郎氏がラウンドについて回り、スイング軌道について“アウトに上がってインに出ている”と指摘。実際に録画していたビデオを見て、横峯は愕然としたという。「私の中では信じられなかった。ちょっとアウトに上げているくらいだと思っていたのに、すごくアウトに上げていた」。
今シーズン続いているショットの不調の一因を掴み、昨日のプロアマ後も練習場で修正に取り組む父娘の姿があった。来週には「日本女子オープン」も控えている。「ベストはそこかな。あと2日間でしっかり修正していきたい」と、来週のメジャー戦も見据えて手探りの戦いを続けている。(宮城県利府町/塚田達也)