さくらは納得の14位浮上 日本女子プロに標準
2012/08/26 15:42
北海道の桂GCで開催された、国内女子ツアー「ニトリレディスゴルフトーナメント」の最終日。通算1オーバーの37位タイからスタートした横峯さくらは、序盤からバーディが先行。5バーディ、1ボギーの「68」をマークし、通算3アンダーの14位タイに浮上してフィニッシュした。
2日目にボギーを重ねる一因となっていたアイアンの乱れは、「今日は大丈夫でした」とスタートから安定。前半インの10番、11番を連続バーディ発進とし、2日目とは対照的に早々に流れを掴んだ。
この日は、最近の課題に挙げている目立った凡ミスも無く、安泰の18ホール完走。「今日みたいなプレーが続けば優勝争いに食い込めると思う」と手ごたえを掴むラウンドとなった。悔やまれるべきは、2日目「75」の失速。安定したプレーを「3日間を通してできていない」と、自身も次なる課題を痛感している。
次週の「ゴルフ5レディス」はスキップし、2週間後のメジャー戦「日本女子プロ」に向けて調整を進める。昨年大会は3打差のリードを奪って最終日を迎えながら、「76」と4つ落として3位で終了。自身初の日本タイトル獲得を、あと一歩のところで逃す結果に終わっている。「去年は悔しい思いをしているので、1打1打を丁寧にやっていきたい」。リベンジに向けて、流れは呼び込んだ。(北海道苫小牧市/塚田達也)