手ごたえと反省 さくら、伸び悩んでの14位タイ発進
2012/08/24 18:35
北海道の桂GCで24日(金)、国内女子ツアー「ニトリレディスゴルフトーナメント」が開幕。上位は混戦模様となる中、横峯さくらは2バーディ、ノーボギーの「70」でホールアウト。首位と4打差の2アンダー14位タイで初日を終えた。
苦手とする初日をスコア的には無難に切り抜けたが、「前半はもうちょっとチャンスがあったので、(バーディを)獲ることができれば、という感じでした」とやや消化不良ぎみ。前半15番で6mを沈めてバーディを先行させるが、続く16番(パー3)から3ホール連続で3m前後のチャンスを逃し、もどかしい流れが続いた。
その一方で、折り返し後の3番(パー5)では10mのロングパットを捻じ込んでのバーディ奪取。「長いのは入ったけど、短いのが・・・」。ホールを重ねるごとにパットのフィーリングは上向いたと振り返るが、4番以降はスコアカード通りの数字が並び、混戦の上位争いから抜け出すには至らなかった。
「ショットはだいぶ良くなってきた」とパーオンを重ねて多くのチャンスを迎えるも、31パットという数字がこの日のプレー内容を象徴していた。「明日は、パットをしっかりと打てるようにしたい」。調子が上がりつつあるショットと噛み合えば、さらなる浮上も見えてくる。(北海道苫小牧市/塚田達也)