さくらは4位発進、ヘッドアップを抑えてパットに冴え
2012/07/20 17:11
茨城県のイーグルポイントGCで開催されている、国内女子ツアー「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」の初日。横峯さくらは5バーディ、1ボギーの「68」で回り、4アンダーは首位に2打差、4位タイの好スタートを切った。
開幕前日、パットのストローク後のヘッドアップを抑えることを課題に挙げていた横峯。この日は、ストローク後もボールを目で追わずにしっかりと頭を残し、その意識がありありと伝わってくるフォーム。「それくらいやらないと、私の中で(ボールを)見たい、見たいと思ってしまう。そこは徹底してできた」と、28パットという数字と合わせて満足の表情を浮かべた。
スタートホールの1番で2mをきっちりと沈めてバーディ発進とすると、4番でも2打目を1mに絡めてバーディ。その後も9番(パー3)、11番(パー5)と3mの微妙な距離を沈め、15番(パー5)では4mのチャンスを捻じ込んだ。ノーボギーのまま迎えた最終18番では、「大きなミスだった」とティショットを右バンカーに打ち込みボギーフィニッシュとするが、「いいスタートは切れたと思います」と、“鬼門”の初日を上々の成績で乗り切った。
「(優勝は)噛み合えばですね。準備は整っているとは思います」。2日目も、初日と同じくチェ・ナヨン(韓国)と同組で、最終組の1つ前からスタート。明日もメジャーチャンプと互角の戦いを演じられれば、待望の今季初勝利への道も開けてくる。(茨城県稲敷郡/塚田達也)