さくら、ナヨンと同組対決に「1つでも吸収できれば」

「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」開幕前日の19日（木）にプロアマ戦が行われ、横峯さくらが出場。俳優の石田純一、女優の白石美帆らと同組で18ホールのラウンドをこなし、最後の調整を行った。

今シーズンは16試合を消化し、徐々に調子を上げてはいるもののなかなか手に届かない今季1勝目。「感触としては悪くはないのがずっと続いているので、結果は残せていないけれど、自分のペースで気にしないでやろうと思っています」。自身の中で感じている状態は、決して悪くは無い。焦らずにマイペースを貫き、待望の勝利の時を静かに待ち続けている。

今週、多くの選手がバーディ合戦を見込んでいる中、横峯も「風にもよるけど、1日4アンダーぐらいかな」と、やはり同様の予想。「パッティングはちょっとヘッドアップする癖が出ているので、そこを気をつければ何とかなると思う」とポイントを掲げた。

初日は、2週間前の「全米女子オープン」でメジャー初制覇を遂げたチェ・ナヨンと同組。「全米で勝っていますし、素晴らしいプレーヤーだと思います。1つでも吸収できたらいいですね」と、まさに“旬”を迎えている世界トッププレーヤーとの同組対決を自らの糧とする。（茨城県稲敷郡／塚田達也）