2012年 スタンレーレディスゴルフトーナメント

さくら、浮上ならず「調子の波をなくしたい」

2012/07/15 19:34
優勝争いには加われず27ホールの短期決戦を終えた横峯さくら。

静岡県の東名CCで行われた国内女子ツアー「スタンレーレディスゴルフトーナメント」は、連日の濃霧の影響により大会は27ホール短縮競技となり、最終日は全選手がインコース9ホールをラウンド。横峯さくらは1バーディ、ノーボギーでスコアを1つ伸ばし、通算1オーバーの34位タイでフィニッシュした。

2日間かけて行われた第1ラウンドを2オーバーの63位タイで予選を通過した横峯はこの日、午前11時30分過ぎにスタート。11番(パー5)で第3打をピンそば1.5メートルにつけバーディを決めた。

ところがその後は、なかなかチャンスを作れず、ため息交じりのプレーが続いた。最終18番までパーを並べてフィニッシュ。「天候ですからね。こればかりは、どうしようもないですね」とハーフで終わってしまったラウンドが口惜しそうだった。

4日間を戦い抜いた「全米女子オープン」翌週のトーナメントは、遅延と中断の連続で思わぬ変則日程に。疲れの残る中での一戦を振り返り「私自身、ゴルフの調子の浮き沈みが激しいので、そのムラをなくしていきたい。ショットだけでなく、パットも良いときと悪いときの波をなくして、来週に臨みたいと思います」と先を見据えてコースを後にした。(静岡県裾野市/桂川洋一)

2012年 スタンレーレディスゴルフトーナメント