横峯さくら、アイアンの飛距離を戻し3年ぶりの大会制覇狙う
2012/06/14 17:13
国内女子ツアー「ニチレイレディス」では、2006年、09年大会と2勝している横峯さくら。先週は7位に入り、調子は上向きだと話す。「先週、森口(祐子)さんに見ていただいて、アドバイスをもらった点に注意して練習をしています」。先週は「インパクトからフォローにかけて思い切り」というテーマを掲げていたが、今回はさらに「体が流れたり、トップが浅いなども言われたので気をつけています」と、新たな課題に取り掛かっている。
そんな横峯だが、1点だけ気になることがあるという。「思い切り振っているからだと思うのですが、アイアンショットでそのときの風やライにもよりますが、3ヤード程度飛んでいる気がするんです」。以前、調子の良かったときと同じぐらい飛距離が出ていると話す。
今週の袖ヶ浦CC新袖コースは、グリーンが2つあるため1つのグリーンは少し小さめの設計。したがって、ピンに寄せるのも、グリーンに乗せることもアイアンショットの正確さが要求されてくる。横峯のいう3ヤードの違いは、今大会では大きな差になってしまうため、この日プロアマ戦が終了した後にドライビングレンジで最後の調整を行った。
そして、生命線ともいえるドライバーショットに関しては「だいぶ良くなった感じです」と確信に満ちた笑顔を見せる。「持ち球のフェードというよりは、ストレートに近い感じで安定しています。今日は左に行くミスは出ませんでした(笑)」。ここ数試合はスタートホールで左に曲げるミスが出て苦戦している横峯。明日の初日、スタートでつまずかなければスコアを伸ばしそうだ。(千葉県千葉市/本橋英治)