さくら、ショットいまひとつで11位タイに後退
2012/06/09 17:34
国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の3日目、通算4アンダー6位タイからスタートした横峯さくらは、2バーディ、1ボギーと静かなゴルフでスコアを1つ伸ばしたが、通算5アンダーは11位タイまで順位を下げることになった。
スタートの1番(パー5)はドライバーでのティショットをフェアウェイセンターに置いた。フェアウェイから70ヤードの3打目はピンの手前2mにつけたが、バーディパットはカップに蹴られてしまった。
その後、3番(パー3)はティショットがグリーンの手前20ヤードに落ちるミスショット。4番(パー5)も残り80ヤードのアプローチがグリーンまで10ヤード足りずに斜面を転げ落ちるなどアイアンの距離感が合わず苦戦する。
そして5番ではドライバーショットが左に曲がるミスからボギーが先行。すかさず6番(パー3)でバーディを奪い返すが、スコアを伸ばせず我慢のゴルフが続いた。「昨日よりもグリーンが重いのはわかっていましたが、打ち切れませんでした。でも、パットよりもショットがしっくりこなくて・・・」。
大会前日に森口祐子にアドバイスをもらった「思い切り振り切る」というテーマは実行できていると話す横峯だが、ピンに絡むショットが少なく表情も曇りがちだ。「最終日はビッグスコアを出したいと思うので、それぐらいの気持ちでやりたい」。せめて気持ちだけでも前向きに、やる気を出して最終日を迎える。(兵庫県神戸市/本橋英治)