27位タイの横峯さくら「少し疲れた・・・」
2012/06/07 18:53
4日間競技の「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の初日、横峯さくらは最終9番で7mのバーディパットが決まり、3バーディ、2ボギーの1アンダー27位タイとまずまずのスタートを切った。
「最後入ってくれたので気持ちよく上がることは出来ましたが、少し疲れた感じですね」。ラウンド直後にそう話す横峯は、スコア以上にショットが不安定で精神的に疲れたという。
ドライバーショットはスタートの10番で左に打ってしまったが、その後は安定。その一方でアイアンショットで左に打ち出すミスが何度か出てしまった。17番パー5でバーディを奪った直後の18番、フェアウェイセンターからの2打目はグリーンの右サイドに切られたピンとは逆の左15mに2オンとなった。
ファーストパットを2mショートするとパーパットも外す3パットのボギーで良い流れになりかけたところを自ら断ち切ってしまった。試合前に、インパクトからフォローにかけて思い切り振りぬきたいと話していた横峯だが「まだまだですね」と反省する。
横峯にはもう1つ、パッティングでの課題もある。先週もラウンド後にパッティンググリーンで長時間練習をしていたが、大会前日もパッティングの練習に多くの時間を割いた。プロコーチの橋本大地氏に1日だけ遠征してもらい、パッティングの指導を受けた横峯は「ラインの読み方とアドレスの方向など基本的なことを見てもらいました」と、初心にかえって修正した。
6アンダー首位の佐伯三貴とは5打差という位置だが、残りは3日間あるため少しずつでも差を縮めたいところ。「明日は今日よりも良いスコアでラウンドしたいです」。焦らず、最終日に逆転優勝が狙える差まで詰め寄るつもりだ。(兵庫県神戸市/本橋英治)