2012年 西陣レディスクラシック

さくらは22位タイ浮上も消化不良のラウンド

2012/04/14 17:41
攻めの意識もビッグスコアには届かず、22位タイで最終日を迎える横峯さくら

首位と5打差の2オーバー31位タイから「西陣レディスクラシック」2日目のスタートを切った横峯さくらは、2バーディ、1ボギーと1つ伸ばし、通算1オーバーの22位タイに浮上して決勝ラウンド進出を決めた。

予選は無難に突破したものの首位との差を詰められず、逆転勝利への可能性を広げるまでには至らず。横峯も「今日は攻めたのですが・・・」と浮かない表情で、「チャンスというチャンスは少なかったけど、前半に6~7mのパットを何回か打ち切れないことがあってもったいなかった」と、消化不良のラウンドを振り返った。

開幕から優勝争いに絡めない位置でのプレーが続くが、その中でも、徐々にではあるが光明は見え始めている。14番では10mのバーディパットを捻じ込むなど、課題としていたロングパットのフィーリングも戻りつつある。ドライバーに関しても「左に行かなくなったことは大きい。そこは、しっかりと修正できている」と、掴みつつある手ごたえは小さくない。「明日は(首位に)1つでも近づきたい」と、待たれる完全復調に向けてさらなる前進を誓った。(熊本県菊池郡/塚田達也)

2012年 西陣レディスクラシック