さくら、予選通過も「今は我慢の時期」
2012/04/07 18:06
国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」の初日にバーディを奪えず3ボギーの39位タイとやや出遅れた横峯さくらは、2日目は2番パー5でバーディを先行させた。しかし、4番、6番、8番とボギーを3つたたき6オーバーに後退してしまった。
前半を終えた時点で横峯の順位は50位タイとなり、3年ぶりの予選落ちの可能性も出てきてしまった。しかし、後半は13番でバーディ、14番をボギーとするが、16番パー5でこの日3つ目のバーディを奪い通算4オーバーの32位タイで無事予選を通過した。
「ショットがよくなり始めたのが先週の日曜日なので、まだ焦らずにやります。ボギーを打っているのはミスショットが原因なので、まずはミスを減らさないと…。フラストレーションは溜まらないといえばうそになります。今は我慢の時期という感じです」。横峯は静かにこの日のラウンドを振り返った。
そして、最終日に向けては「明日もプレーできるので、試したいことを確認しながら、1つ1つを大事にプレーしたいです。ショット全体に課題はありますが、ミドルアイアンの精度を上げないと上には行けないですね」と、課題を打ち明けた。この日7時35分と早めのスタートだった横峯は、ラウンド終了後にジュニアゴルファーたちとの交流イベントに参加した。(兵庫県三木市/本橋英治)