さくら「優勝争いに加わりたい」
2012/03/29 18:36
地元・鹿児島での試合を終え、一週間のオープンウィークを拠点のある宮崎で過ごした横峯さくらは、「充実したオフになりました」とつかの間のプライベートを満喫しつつも、「3~4ラウンド」ときっちり練習もこなして、静岡・葛城に乗り込んできた。
今年出場した3試合の成績は5位タイ、12位タイ、9位タイという横峯。悪くはない成績だが「優勝争いに1回も加われていない」と元賞金女王にとっては、物足りない試合内容に悔しさも隠せない。
「焦っているつもりは全くないけど、早く勝ちたい気持ちは強いので優勝争いに加われるように頑張りたい」と横峯。フェードに加え、ドローボールも自身の球筋に加え、攻略の幅を広げようとしている横峯だが、まだ安定するまでには至っていない。「つかみかけている部分もあるので、明日試してみたい」と、実戦で磨きをかけていくつもりだ。
「ここはバーディ合戦というよりは、拾って拾ってという試合になると思う。(改造中の)パッティングは馴染(なじ)みつつあるけど、ヘッドアップが一番ミスパットにつながるので、そこに気をつけたい」と、試合前日はパッティンググリーンで入念に時間を費やした。
それでもやはり気になるのはショットの精度。「ミート率が悪いです」と嘆く横峯は、「やっぱり年なのかな…」と、なんとも返答に困るセリフを残して会場を後にした。(静岡県袋井市/今岡涼太)