横峯、良いところなく強風にぼやく
2012/03/10 18:14
初日に降った冷たい雨はやんだものの、「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」2日目も1日中強風が吹き荒れる難コンディションは変わらない。前日の雨にも関わらず、グリーンのスピードは落ちることなく、そこに強風が相まって、選手たちを大いに苦しめた。
その風も影響したのかもしれない。イーブンパーからスタートした横峯さくらは、6番でアプローチを寄せきれずにボギーとすると、8番では3パット。ショットがぶれてバーディチャンスに付くこともなく、「凡ミスが目立って、それが全部ボギーになってしまった」とノーバディ5ボギーのラウンドに、がっくりと肩を落とした。
芯を外すショットも多くみられ、いつもの横峯の安定したゴルフとはほど遠い。とはいえ、スイング改造に取り組んでいることも無いという横峯は「ヘッドアップしちゃって、かすって・・・みたいな感じが多かったです」と、単純に自身のミスだと説明した。
修正可能かという問いには「大丈夫です」と力強く答えたが、「もうこの風は嫌ですね」と本音もちらり。「風さえやめばアンダーパーで回りたいけど、ここは吹きますよね」と、明日のコンディションを想像し、苦虫を噛みつぶしたような表情を浮かべていた。(高知県香南市/今岡涼太)