さくら終戦、「自分の下手さ加減にテンションが落ちる」
2011/11/20 17:01
首位と5打差で迎えた「大王製紙エリエールレディス」最終日、逆転女王にかすかな望みをもってティオフした横峯さくらは、上位がスコアを落とす展開でハーフターンするころには首位に2打差にまで迫っていた。
14番では2打目がピンを直撃して1mに止まり、これを沈めてバーディ。16番でもバーディを奪った横峯だったが、17番(パー3)でパーパットを右に押し出して痛恨のボギーを叩き通算7アンダーへと後退してしまう。18番(パー5)でも「(17番を)引きずっていたのかもしれない」と2mのバーディパットを決めきれず、首位と2打差の5位タイで3日間の戦いを終えた。
「今日は本当にもったいないパットばかりで、自分の下手さ加減にテンションが落ちちゃいます」と、落胆の横峯。逆転女王の夢はついえ、アン・ソンジュに2年連続女王のタイトルを奪われた。
「アン・ソンジュ選手を筆頭に、韓国選手はすごく練習をするしメンタルも強くて、ハングリー精神もあると思う。私ももっともっと練習しないといけないと思いつつ、納得いけば終わってしまうところがあるので、そういうところはもう少しです」と、反省と共に自らに厳しい言葉を突きつけていた。(香川県三豊市/今岡涼太)