2011年 大王製紙エリエールレディスオープン

5打差のさくら「最後まで諦めずに頑張りたい」

2011/11/19 18:54
雨で昨日までと2番手は違ったという横峯。距離の計算も綿密に。

「大王製紙エリエールレディス」2日目、一段と雨が強くなった12時過ぎ、横峯さくらは10番ホールをプレーしていた。その第2打、昨日は7Iでグリーンをとらえていたが、この日は残り170ヤードのラフから6Iで打ったショットが、グリーン手前30ヤードほどに落ちる大ショート。昨日との距離の違いに「(グリーンが)遠かったです」と肩を落とした。

中断を告げるホーンが鳴ったものの、このホールをボギーで終えてから横峯は駐車場に止めた自身の車へと引き上げた。

再開後、2つのバーディを取り返して通算5アンダーでホールアウトした横峯は、「(再開後は)小雨でプレーしやすかったし、よかったかなと思います」と、納得の表情を見せた。

最終日を前に、首位と5打差の7位タイにつけた横峯。逆転女王に向けては“優勝”しか道は残されていない。「手応えはまずまずです。(首位との差は)このコースではすごくきついと思うけど、最後まで諦めずに頑張ります」と、かすかな可能性に望みをつないだ。(香川県三豊市/今岡涼太)

2011年 大王製紙エリエールレディスオープン