2011年 マスターズGCレディース

さくら、痛恨の3連続ボギーで失速

2011/10/22 17:13
前半はショットの安定性に欠け、3連続を含む4ボギーを叩いた横峯さくら

兵庫県のマスターズGCで開催されている「マスターズGCレディース」の2日目。首位に2打差の5位タイからスタートした横峯さくらは、序盤から「ドライバーが右に、右にいっていた」とショットの不調に陥り、前半は苦しい展開が続いた。

3番でティショットを右ラフに打ち込み、グリーンを外して3オン2パットのボギー。続く4番(パー3)もボギーとすると、5番も同様にグリーンを外し、痛恨の3連続ボギー。さらに7番(パー4)もボギーとし、前半だけで4オーバー。首位の背中はホールを追うごとに離れていった。

後半に入り、キャディから「テークバックで身体が動きすぎている」との指摘を受けてからはショットは復調。14番(パー3)でようやくこの日初バーディを奪うと、続く15番(パー5)では2オンに成功し、9mを沈めてイーグル奪った。それでも、どうにか2つ取り返すのがやっと。1イーグル、1バーディ、5ボギーの「74」と、2つ落としてホールアウトした。

順位は通算1オーバーの暫定18位タイに後退。首位とも5打差に開き、大会連覇は厳しい状況に追い込まれた。「明日はしっかりガマンできるように頑張りたい」。賞金女王争いの灯を消さぬためにも、とにかく上を見て全力を尽くすのみだ。(兵庫県三木市/塚田達也)

2011年 マスターズGCレディース