さくら、後半に耐えて26位タイに浮上

「日本女子オープン」2日目に47位タイから37位タイに浮上。決勝ラウンドに進んだ横峯さくらは、3日目は1バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの「76」（パー70）でホールアウトし、通算16オーバー。スコアは落としたが、朝から強い風が吹く難コンディションに全体的にスコアは沈み、26位タイに浮上して最終日を迎える。

ホールアウト後の横峯の口からは、初日と同じ言葉が漏れた。「疲れました・・・」。ただでさえ深いラフと狭いフェアウェイが続くシビアなメジャーセッティングに加え、舞うような強い風が選手たちの視野をさらに狭くする。前半1番と6番のダブルボギーも「風の影響でした」と横峯。「良いショットを打っても流されたりも多少あるし、一層難しかった」。

その中でも、後半の11番以降はすべてパーで凌（しの）ぎきっての浮上。「ガマン、ガマンでした。プレー中に悪いところも直すこともできました」と、ようやく笑みを浮かべた。（愛知県東郷町／塚田達也）