さくら、ショットに自信「先週と比べると違う」

「日本女子オープン」開幕前日の28日（水）、横峯さくらは姉の瑠依とともにアウトコース9ホールの練習ラウンドを行い、最後の調整を終えた。

先週はショットの精度を欠いて上位進出も叶わず、不満の残る内容で3日間を終えていた。この日までに調整を重ねたことで、右に出ていたショットも「修正はできました」と表情は明るい。「フェードがかかり過ぎてラフに入ることもあるかもしれないけど、先週と比べるとぜんぜん違う。今週は、気持ち的にも腐らずにできると思います」。

「入れてもいいようなラフは無いに等しい。やっぱりフェアウェイキープが大事になります」とポイントを口にする横峯にとって、やはりショットの復調は待ち望んでいた大きな変化。不安も解消し、難コースに臨むための戦闘体勢は整った。

これまでメジャー2勝を手にしている横峯だが、いまだ“日本タイトル”は未獲得。「日本女子プロゴルフ選手権」時には「獲ってみたい気持ちは強いですね」とタイトルを渇望していた横峯。もちろん、今週も想いは同じだ。（愛知県東郷町／塚田達也）