2011年 マンシングウェアレディース東海クラシック

さくら、我慢を続けイーグルで笑顔を取り戻す

2011/09/18 18:37
スタートから14ホールパーで耐えた横峯さくらが15番パー5でイーグルを奪った

「マンシングウェアレディース東海クラシック」の初日に、自身初の遅延プレーで2打罰を受け30位タイと出遅れた横峯さくらが、2日目には4位タイ、そして最終日には優勝スコアと3打差の通算7アンダーまで伸ばして3位タイに食い込んだ。

最終日を通算4アンダーからスタートした横峯は、1番から14番までパーの山を築く。中盤、3m程度のバーディチャンスが3回はあったが、このパットが決まらず我慢のゴルフが続いた。しかし、15番パー5でそのご褒美がやってくる。

フェアウェイを捉えた横峯の2打目はピンまで188ヤード。11番ウッドを手にした横峯は、ピンまで4mに2オンさせ、このイーグルパットを沈めた。今大会、最終日の決勝ラウンドだけに、この15番でのイーグル賞がかかっていたため、横峯は賞金50万円を獲得した。

「パットのフィーリングは悪くなかったけど、ラインが見えていませんでした。でも、15番のイーグルが入って、そこからストロークは変わっていないけど、気分が楽になりました」と笑顔を見せる。

そして最終18番もピンの上から2mの難しいラインを読みきってバーディフィニッシュ。優勝スコアには3つ足りなかったが、通算7アンダー3位タイとなった。初日の2打罰については「OBを打ったと思うしかないですね」と、気持ちを切り替えて最終日のラウンドに臨んだと振り返っていた。(愛知県知多郡/本橋英治)

2011年 マンシングウェアレディース東海クラシック