さくら、自身初の失態に「残念です・・・」
2011/09/16 18:35
国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」は、2009年に優勝を果たし、昨年も4位タイと相性の良い大会の1つという横峯さくら。大会初日は4バーディ、2ボギーの2アンダーで13位タイに入るはずだった。
しかし、最終18番で自身初の遅延プレーを犯し、ホールアウト後に最終18番がトリプルボギーに訂正され、イーブンパーの30位タイになってしまった。
時間が経つにつれ風が強くなった初日、横峯は前半に2つのバーディを奪い、10番でボギーを叩くが、12番パー5でギャラリーを沸かせた。545ヤードパー5での3打目、残り40ヤードの距離から直接カップインさせたのだ。
ノーバウンドで「ガシャン」という音だけが響いたため、何が起こったのかわからないギャラリーもいたが、カップの淵はボールがぶつかった衝撃で形を歪めてしまうほどだった。その後も14番でバーディを奪い、一時は3アンダーまでスコアを伸ばしていただけに、苦い表情でクラブハウスに引き上げてきた。
前日のプロアマ戦後には、今大会のテレビ解説で会場入りしている森口祐子から、スイングについてのアドバイスを受けていた。「今日は森口さんに指摘されたところもできた部分のほうが多かったし、スコア的には良かったので残念です」と言葉も少なく練習場に向かった。(愛知県知多郡/本橋英治)