さくら、3年半ぶりに予選落ち「悔しい。これをバネに頑張りたい」
2011/07/30 05:09
「全英リコー女子オープン」初日に9オーバーと大きく出遅れてしまった横峯さくらは、大会2日目は6時52分という早いスタート。気温は低いものの、風はそよ風。リンクスコースは赤子のように無防備な姿をさらけ出した。
昨日はショットがぶれてスコアメイクに苦しんだが、ホールアウト後の練習場で修正し、「明日(今日)は大丈夫かな」と手応えは掴んでいた。この日は3番で2mにつけてバーディを奪うと、8番(パー3)でも3mを沈めてバーディ奪取。後半は2バーディ2ボギーと伸び悩んだが、2日目は2アンダーの「70」と、初日よりも11打縮めてホールアウトした。
「ティショットが昨日より安定してプレーできました。4mくらいのパットがもう少し入ってくれれば良かったけど、アンダーで回れたのはまぁまずまずかな」。
それでも、初日の出遅れが響いて通算7オーバー。海外では08年2月の「フィールズオープン」以来となる予選落ちに、「久しぶりの予選落ちなので、あと2日間プレーしたかった気持ちもあるけど、それができない悔しさはあります。日本に帰って、これをバネに頑張ります」と唇を噛んだ。
やはり悔やまれるのは初日のスコア。それでも「あれだけの雨、風の中で良いプレーをしている選手もたくさんいるので、理由にはならないのかなと。私はメジャーしか出ていないけど、米ツアーの人は毎試合こういう経験をしているので、しっかり対応できるのだと思います」。
以前より海外メジャー挑戦に積極的ではなかった横峯だが、やはり自分の思うようなゴルフをさせてくれないメジャー大会への出場は、今後も率先して・・・というわけにはいかないようだ。(スコットランド・カーヌスティ/今岡涼太)