2011年 スタンレーレディスゴルフトーナメント

さくらはバーディで締め、首位有村を2打差で追う

2011/07/15 17:35
5アンダーと上々のプレーを見せた横峯さくらだが、神がかり的なプレーを見せた有村智恵には2打及ばず

「スタンレーレディスゴルフトーナメント」初日、横峯さくらはスタートの1番から4m、5m、2mと立て続けにバーディチャンスを迎えるものの、惜しくも沈めることができず4番までスコアカード通りの数字が並んだ。

「グリーンが重いのに、速くて難しかった」と振り返る横峯だが、徐々にボールの転がりと感覚が一致し始める。5番ではピン左1.5mに絡めてバーディを奪うと、続く6番(パー3)ではピン右5mの下りのフックライン。ボールに触れるように打つデリケートなパットを沈め、連続バーディを奪った。

さらに8番(パー5)、15番とバーディを重ね、最終18番(パー5)も4mを沈めてバーディフィニッシュ。「最後にバーディが獲れたので、良い締めくくりができました」と笑顔をのぞかせた。序盤こそ伸び悩んだものの、終わって見れば5バーディ、ノーボギー。首位に2打差の5アンダー2位タイと絶好のスタートを切った。

首位を走るのは、この日アルバトロスとホールインワンをマークする歴史的なプレーを見せた有村。16番(パー3)で記録したホールインワンの歓声は、2組前を回る横峯の耳にも届いていたようで、「智恵ちゃんかな? と思っていたら本当に智恵ちゃんでした。すごいですね!」と、声のトーンを一気に上げて感心しきりだった。【静岡県裾野市/塚田達也】

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