2011年 全米女子オープン

さくら、過酷を極めた4日間に「日本はありがたい」

2011/07/11 15:02
今週2度目の1日36ホールラウンドをこなした横峯さくら。暫定28位タイで過酷な4日間を終えた

「全米女子オープン」最終日、横峯さくらは第3ラウンド残り18ホールと、引き続き行われた最終ラウンドの計36ホールをプレー。2日目に続き、今大会だけで2度目となる1日36ホールのラウンドに臨んだ。

午前6時45分に1番ホールから再開した横峯は、「攻めるところで攻めきれず、逆に安全にいきすぎて3パットに?がったりした」と序盤からボギーを重ね、1バーディ、7ボギーの「77」。通算10オーバーの38位タイに後退し、最後の18ホールを迎える。

「最後の方で、ようやくグリーンのタッチが合ってきた」という最終ラウンドは、ボギーを叩きながらもバーディを量産。それまでの3ラウンドで僅か3つだったバーディを上回る5バーディ(4ボギー)を奪い、今週で自身初となるアンダーパー「70」をマーク。通算9オーバーの暫定28位タイに浮上し4日間の戦いを終えた。

「(最終ラウンドは)回りきることばかり気が向いていたけど、その中でアンダーパーで回れました」と、納得の締めくくりを見せた横峯。「36ホール回るなんてアマチュア以来。改めて日本はありがたいなと思った」と笑いを交えながら、過酷を極めた今季初参戦の海外メジャーを振り返った。

2011年 全米女子オープン